LINE公式アカウント完全ガイド 開設・初期設定から自動化まで

LINE公式アカウント × エルメ(L Message)

LINE公式アカウント完全ガイド
開設・初期設定から自動化まで

アカウントの作り方から、リッチメニュー・認証・通話、そしてエルメを使った自動化まで。小さな会社・お店の担当者向けに、必要なことを1記事にまとめました。

全9章+まとめ / 初心者〜応用 / 読了目安20分

基本編

1. LINE公式アカウントとは?

ふだん使っているLINEは「個人用」ですが、お店や会社が使うための「公式アカウント」が別にあります。飲食店のクーポンが届いたり、病院から予約リマインダーが来たりするのが、まさにこれです。

公式アカウントを使うと、友だち追加してくれたお客さん全員へ、お知らせやクーポンを一斉に送れます。予約リマインドや自動あいさつなど、個人LINEにはない「お店向けの機能」がそろっています。

無料でも十分。無料プラン(コミュニケーションプラン)でも月200通までメッセージを送れます。小さなお店なら、まずは無料プランで始めて問題ありません。
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基本編

2. アカウントの作り方・初期設定

ここからは実際の開設手順です。作成は無料で、5分ほどで終わります。作ったあとの「プロフィール」「あいさつ」「QRコード」まで設定して、お客さんを迎えられる状態にしましょう。

① アカウントを作る

操作場所:ブラウザ > manager.line.biz(LINE Official Account Manager)

  1. 「LINEアカウントでログイン」をクリック(お持ちの個人LINEでOK。メールアドレスでも可)
  2. 「アカウントを作成する」を選ぶ
  3. アカウント名・業種・メールアドレスを入力して完了

アカウント名はお客さんに見える名前です。後から変更できますが、認証申請後は変更不可(詳しくは第3章)。最初から正式名称にしておくと安心です。

② プロフィールを設定する

操作場所:管理画面 > ホーム > プロフィール

  1. プロフィール画像をアップロード(推奨 640×640px。ロゴやお店の写真がおすすめ)
  2. 背景画像をアップロード(推奨 1080×878px)
  3. ステータスメッセージを入力(例:「ご相談はお気軽に」)

③ あいさつメッセージを設定する

友だち追加した直後に自動で届くメッセージです。操作場所:管理画面 > ホーム > あいさつメッセージ

お礼だけでなく、営業時間や連絡方法も入れておくと親切です。

友だち追加ありがとうございます!
営業 9:00〜17:00(日祝休)
ご相談はこのトークからどうぞ📩

入れておくと良い内容:

  • 友だち追加のお礼
  • 営業時間・定休日
  • このアカウントでできること
  • 返信に時間がかかる場合はその旨

あとでエルメを導入する場合は、二重配信を防ぐためこのLINE側のあいさつはオフにして、あいさつ文はエルメ側で設定します(第6章)。エルメを使わないうちは、ここで設定したあいさつがそのまま使われます。

④ リッチメニュー(画面下のボタン)を用意する

トーク画面の下に出るボタンメニューです。「ホームページ」「予約」「お問い合わせ」などをボタンにしておくと、お客さんが迷わず行動できます。作り方は情報量が多いので、第4章でじっくり解説します。ここでは「あとで設定する」とだけ覚えておけばOKです。

⑤ 友だち追加用QRコードを取得する

操作場所:管理画面 > 友だちを増やす > 友だち追加ガイド

  1. QRコード画像をダウンロードする
  2. 名刺・チラシ・店頭POPに掲載する
  3. 「友だち追加ボタン」のコードをコピーして自社サイトに貼る

⑥ テスト送信で動作確認

設定が終わったら、自分のスマホでQRコードを読み取って友だち追加し、ちゃんと動くか確認しましょう。

  • 友だち追加してあいさつメッセージが届くか
  • リッチメニューが表示されているか
  • 各ボタンのリンクが正しく開くか
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基本編

3. 「未認証」と「認証済み」の違い

LINE公式アカウントには2種類あります。誰でもすぐ作れる「未認証アカウント」と、LINEヤフー社の審査に合格した「認証済みアカウント」です。第2章で作ったのは、まず未認証アカウントです。認証済みになると緑色のチェックバッジが付き、ひと目で「公式・安全」と分かります。

機能・バッジ・検索の比較

比較ポイント未認証認証済み
審査不要・すぐ作れる無料審査あり(5〜10営業日)
バッジ灰色(なし)緑バッジが付く
LINE内の検索表示されない検索結果に表示される
友だち追加広告利用不可利用できる(有料)
販促ポスター1種類のみ3種類(キャラ入りも可)
基本機能全般すべて使えるすべて使える
料金プラン無料〜無料〜(+請求書払い可)
通話・ビデオ通話使える使える

料金・基本機能・通話機能は、未認証も認証済みもまったく同じです。違いは「バッジ」「検索への表示」「広告」といった集客面が中心です。

認証済みにする申請手順(無料)

操作場所:管理画面 > 設定 > アカウント設定 > アカウント認証をリクエスト

  1. manager.line.biz にログインし、右上の「設定」をクリックする
  2. 「アカウント設定」の中の「アカウント認証をリクエスト」をクリックする
  3. 事業所名・業種・サイトURLなどを入力して「確認する」→送信する
  4. 審査結果を待つ(5〜10営業日/審査中も通常どおり使える)

アカウント名(事業所名)は審査申請後は変更できません。正式名称を入力しましょう。審査は無料で、士業などは問題なく認証されるのが一般的です。不合格でも再申請できます。

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基本編

4. リッチメニューを作る(基本編)

トーク画面を開いたとき、下のほうに表示されるボタンのメニューを「リッチメニュー」といいます。お客さんが文字を打たなくても、タップするだけでホームページや予約ページに飛べます。

  • 常にトーク画面の下に固定表示される
  • ボタン1つで予約・問い合わせに誘導できる
  • お客さんが迷わず行動しやすくなる
  • 無料プランでも利用できる

作り方(LINE公式アカウント/5ステップ)

操作場所:管理画面 > トークルーム管理 > リッチメニュー

  1. manager.line.biz をパソコンで開き、LINEアカウントでログインする
  2. 左メニューの「トークルーム管理」→「リッチメニュー」を選び、「作成する」をクリックする
  3. テンプレート(レイアウト)を選ぶ。6分割タイプが最も使いやすくおすすめ
  4. 各ボタンに「画像」と「タップしたときの動き」を設定する
  5. 「公開する」をクリックして完成(公開後もいつでも変更可)

画像の推奨サイズは、6分割=大サイズ「横2500px × 縦1686px」です。ボタンを3つ以下に絞ってトーク画面を広く見せたい場合は、小サイズ「横2500px × 縦843px」も選べます。6分割で843pxを指定すると、アップロード時にサイズ不一致で弾かれるので注意。Canvaで「LINE リッチメニュー」と検索すると無料テンプレートが見つかります。

業種別・メニュー構成の例

どんなボタンを並べるか迷ったときの参考にどうぞ。

業種タイプボタン構成の例
飲食店・カフェメニュー&予約メニューを見る/ネット予約/クーポン/営業時間/アクセス/Instagram
美容室・サロン予約重視予約する(大ボタン)/料金メニュー/スタイル/ギャラリー
士業・コンサル相談誘導無料相談を予約/サービス一覧/お役立ち情報/料金案内/事務所紹介/よくある質問
小売・ネットショップ購買促進新着商品/セール情報/クーポン/購入ページ/よくある質問/お問い合わせ

ボタンに設定できる「動き」

  • ウェブサイトを開く
  • 電話をかける
  • テキストを自動送信する
  • クーポンを表示する
  • 地図を開く

ここまでがLINE公式アカウント単体での作り方です。「お客さんごとに違うメニューを見せたい」「もっと自由にデザインしたい」場合は、エルメを使う方法(第7章)に進みます。

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基本編

5. LINE通話・ビデオ通話の使い方

LINE公式アカウントには「LINEコール」という機能があり、お客さんや応募者と無料で通話できます。「音声通話」は声だけ、「ビデオ通話」は顔も映ります。どちらも未認証・認証済みの両方で使えます。相手はいつものLINEアプリから参加でき、アプリの追加インストールは不要です。

ビデオ通話(採用面接・オンライン相談に)

ビデオ通話も同じ「LINEコール」機能を使います。お互いの顔が映るので、採用面接やオンライン相談にぴったりです。

操作場所:管理画面 > 設定 > 応答設定 > LINEコール(「ビデオ通話を利用する」をオン)

採用面接で使うときの注意点

  • 事前に伝える:「LINEに通話リクエストが届くので、メッセージ内の『電話をかける』を押してください」と案内しておく
  • リクエストの有効期限:通話リクエストは30分で期限切れ。面接の5分前に送るのがベスト
  • カメラ・マイク確認:ブラウザのカメラ・マイクを「許可」に。前日にテストしておくと安心
  • バックアップ:つながらない場合に備え、応募者の電話番号を事前に確認しておく

シーン別・おすすめの使い分け

シーンおすすめ理由
採用面接(顔を見たい)LINEビデオ通話相手はアプリ追加不要・無料・手軽
採用面接(長時間・高画質)Zoom画質・音質が安定・録画も可能
簡単な確認・問い合わせLINE音声通話すぐかけられる・カメラ不要
お知らせ・クーポン配信メッセージ配信一斉送信・自動化が得意

採用面接にはLINEビデオ通話がおすすめ。相手がZoomをインストールする必要がなく、いつものLINEから参加できるので、お互いに一番ラクです。

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応用編

6. エルメ(L Message)の登録・接続

ここからは応用編です。エルメ(L Message)は、LINE公式アカウントの機能を大幅に拡張できるツール。ステップ配信、お客さんごとの出し分け、細かい自動化などが無料プランから使えます。まずは登録と接続から進めましょう。

準備するもの(この4つでOK)

  • LINE公式アカウント(先に作成済みのもの)
  • パソコン(接続作業は必須)
  • スマートフォン
  • メールアドレス

接続作業は必ずパソコンで。アカウント作成(前半)はスマホでも可能ですが、LINE公式アカウントとの接続(後半)は必ずパソコンで行ってください。スマホ・タブレットだけだと正しく接続できないことがあります。所要時間の目安は、接続まで含めて約30分(前半5分+後半25分)です。

【前半】エルメのアカウントを作成する(約5分)

  1. 新規登録ページでメールアドレスを入力し、「利用規約に同意する」にチェック →「認証メールを送信」
  2. 届いたメール本文の「ユーザー登録へ進む」をクリックする(届かないときは迷惑メールを確認。リンクの有効期限は24時間)
  3. 名前・会社名・電話番号を入力する(屋号がなければご自身の名前でOK)
  4. パスワードを設定する(下記のルールに従う)
  5. 内容を確認して「アカウント登録」→ ログイン →「無料で利用開始」→「接続設定に進む」
エルメのパスワードのルール:6〜12文字で、英大文字・英小文字・数字・記号をそれぞれ最低1文字ずつ含める。
すべてが入った形(例:Line2026! のような組み合わせ)が条件を満たします。このままではなく、ご自身で変えて設定してください。

【後半】LINE公式アカウントと接続する(PCで・5ステップ)

やることの中心は「コピーして貼り付ける」です。エルメとLINEの画面を行き来するので、ブラウザのタブは閉じずに進めるのがコツです。

  1. Messaging APIを作成する:LINE Official Account Manager > 設定 > Messaging API →「Messaging APIを利用する」。開発者情報を入力し、プロバイダーを作成する(プロバイダー名は認証画面に「提供」として表示されるので屋号やサービス名を推奨)
  2. LINEログインチャネルを作成する:LINE Developersの同じプロバイダー内で「新規チャネル作成」→「LINEログイン」。アプリタイプは『ウェブアプリ』と『ネイティブアプリ』の両方にチェック。作成後「開発中」→「公開済み」に変更し、「リンクされたLINE公式アカウント」を自分のアカウントに設定する
  3. ID・シークレットをエルメに入力する:「Messaging APIチャネル」のチャネルID/シークレットと、「LINEログインチャネル」のチャネルID/シークレットを、それぞれエルメの該当欄に貼り付ける(2種類は別物なので取り違え注意)
  4. Webhookをオンにする:LINE Official Account Manager > 設定 > 応答設定 で「Webhook」をオン。あわせて「チャット:オン」/「あいさつメッセージ:オフ」(エルメ側との二重配信を防ぐため)
  5. スマホで接続テスト:スマホのLINEで上部「+」→「QRコード」→ パソコンのエルメ画面のQRコードを読み取り →「許可する」→「追加」。完了画面が出れば接続完了

Messaging APIと違うプロバイダーにLINEログインチャネルを作ると正しく動きません。必ず同じプロバイダー内に作成してください。左メニューに「Messaging API」が出ないときは、ログイン権限が「管理者」以外の可能性があります。

よくあるつまずき

疑問回答
登録に料金は?無料プランから始められ、登録・作成に費用はかからない。最新の料金は公式サイトで確認を
スマホだけでできる?前半は可。後半の接続は必ずパソコンで
あいさつはオン/オフ?オフが正解。オンだとLINE側とエルメ側で二重に届く。あいさつ文はエルメ側で設定
途中で分からなくなった中断してもログインし直せば続きから。ID・シークレットのコピペを落ち着いてやり直せば解決することが多い
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応用編

7. エルメでリッチメニューをもっと自由に

第4章のLINE公式アカウント単体の作り方に対して、エルメを使うとデザインの自由度が高く、お客さんごとにメニューを出し分けられます。

LINE公式・単体

ボタンは最大6個まで。全員に同じメニュー。デザインの自由度は低め。

エルメを使うと

ボタン数・レイアウト自由。お客さんごとに別メニューを表示。画像もエルメ内で作れる。

エルメは無料プランでもリッチメニューを作成できます(作成できる枚数などの最新仕様は公式サイトでご確認ください)。まずは無料で試してみましょう。

エルメでの作り方(6ステップ)

操作場所:エルメ管理画面(lme.jp)> 顧客対応 > リッチメニュー画像作成

  1. 「リッチメニュー画像作成」→「新規作成」を開く
  2. 「管理名」(エルメ上の整理用・お客さんには見えない)と「メニューバーのテキスト」(トーク画面に表示される文字)を入力する
  3. レイアウトを選ぶ。「タブなし」を選び、テンプレートから6分割を選択する
  4. 各ボタンのアイコン(英語で検索:home / phone / calendar など)とテキスト(日本語でOK)、背景色を設定する。作成後は「保存」→「ダウンロード」
  5. 「リッチメニュー」の設定画面で画像をアップロードし、各ボタンのアクションを設定する(下記3種類)
  6. 「表示設定」を「表示する」に切り替えて保存 → 完成

設定できるアクションは3種類です。

  • エルメアクション(URL・自動返信・タグ付けなど)
  • 友だちアクション(テキスト送信など)
  • メニュー切り替え(別メニューへ移動)
エルメならではの強み:お客さんごとに表示メニューを変えられます。「新規のお客さん」と「既存のお客さん」で別々のメニューを見せる、といった使い方が可能です。この“出し分け”を実際に使うのが、次の第8章です。
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応用編

8. お客さんと従業員で画面を分ける

エルメの“出し分け”を使うと、同じLINEアカウントなのに、見る人によって違うメニューを表示できます。お客さんには「予約・料金・問い合わせ」を、従業員には「勤怠・シフト・社内連絡」を——という使い分けが可能です。お客さんに勤怠ボタンが見えてしまう心配はありません。

仕組み:「タグ」で人を分ける

「タグ」という名前のシールを人に貼るイメージです。タグが付いた人には、そのタグに合ったメニューが自動で表示されます。友だち追加した人を「一般/従業員」に分類し、タグを判別してメニューを自動で切り替えます。

方法① LINE公式アカウントだけで設定(無料)

今すぐ無料でできますが、従業員1人ずつ手動で切り替える必要があります。

  1. 「トークルーム管理」→「リッチメニュー」で「一般向け」と「従業員向け」を2つ作る(作り方は第4章と同じ)
  2. 一般向けを「デフォルト(全員に表示)」に設定する
  3. 「チャット」から従業員のトーク画面を開き、右上「…」→「リッチメニューを変更」→「従業員向け」を選ぶ

この方法は従業員が5人以下の場合に向いています。人数が多い・入れ替わりがある場合は、次の方法②が便利です。

方法② エルメで自動切り替え(★おすすめ)

管理者が従業員に「登録用リンク」を送るだけで、あとは自動でメニューが切り替わります。1人ずつ手動で設定する必要がありません。

  1. lme.jp で「一般向け」「従業員向け」のリッチメニューを2つ作る(第7章の作り方)
  2. 「タグ管理」→「新規作成」で「従業員」タグを作る
  3. 「URLクリックアクション」で、登録リンクをタップした人に「従業員」タグを付ける設定をする
  4. 従業員向けメニューの「表示条件」に「従業員タグが付いている人」を選んで保存する
  5. チャットから従業員に登録用リンクを送る。従業員がタップするだけで自動的に従業員メニューに切り替わる

一度設定すれば、新しく入社した従業員にも同じリンクを送るだけ。管理者が毎回手動で変更する手間がありません。

どちらを選べばいい?

方法① LINE公式・単体

従業員が5人以下/無料で始めたい/メニューをたまにしか変えない場合。

方法② エルメ ★おすすめ

従業員が6人以上/入れ替わりがある/自動化して手間を省きたい場合。

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技術編

9. Webhookの仕組み(読みたい人向け)

第6章の接続作業で出てきた「Webhook」。仕組みまで知っておきたい方向けの、少し技術寄りの章です。難しければ読み飛ばしてOKですが、知っておくと自動化の設計がぐっと理解しやすくなります。

Webhookとは「向こうから教えてもらう」しくみ

Webhookとは、あるシステムで特定のイベントが発生したときに、自動的に別のシステムへ通知(HTTPリクエスト)を送る仕組みです。一言でいえば「何かあったら向こうから教えてくれる」しくみで、自分から確認しに行く必要がありません。宅配便でいえば「荷物が届いたら配達員が呼び鈴を押してくれる」イメージです。

ポーリング(従来)

「荷物届きましたか?」と定期的に自分から問い合わせ続ける。変化がなくても毎回リクエストが発生し、無駄が多くリアルタイム性も低い。

Webhook

「届いたら呼び鈴を押して教えてくれる」。イベント発生時にだけ通知が来る。効率的でシンプル、リアルタイムに近い。

LINE公式アカウントのWebhook=Messaging API

LINEのWebhookはMessaging APIの一部として提供されています。ユーザーがLINEで何かアクションをとった瞬間に、あなたのサーバーへ情報が届き、自動で返信・処理ができます。

Webhook URLは1つしか設定できません。複数のツールを同時に使いたい場合は「Webhook転送」に対応したツールを選ぶ必要があります。エルメを使う場合、この受信の部分はエルメが受け持ってくれるので、あなたが自前のサーバーで受ける必要はありません。

通知されるイベントの種類

  • メッセージ受信(テキスト・画像・スタンプ・ファイルなど)
  • 友だち追加(フォロー・ブロック解除を判別)
  • ブロック(友だち削除・ブロックの検知)
  • ポストバック(ボタン・メニュータップ時のアクション)
  • ビーコン(店舗エリアへの来店を検知)
  • メッセージ取消(送信取り消しの検知)

Webhook受信の最小サンプル(Node.js)

// Webhookを受け取る最小構成(Express)
const express = require('express');
const app = express();
app.use(express.json());

app.post('/callback', (req, res) => {
  const events = req.body.events;
  events.forEach(event => {
    console.log(event.type);            // 'message' / 'follow' など
    if (event.type === 'message') {
      console.log(event.message.text);  // 受信テキスト
    }
  });
  res.status(200).send('OK');           // 必ず200を返す
});

app.listen(3000);

受け取り側のサーバーは、リクエストを受けたら必ず 200 OK を返す必要があります。返せないとリトライが発生したり、Webhookが停止されることがあります。またWebhook URLには有効なSSL証明書(https)が必須です。

まとめ:小さく始めて、少しずつ自動化

LINE公式アカウントは、無料で開設 → リッチメニューで“窓口”を整える → 必要になったらエルメで自動化、という順番で無理なく育てられます。全部を一度にやる必要はありません。まずは第2章の開設から、一歩ずつ進めていきましょう。

  • 公式アカウントは無料で開設でき、無料プランでも月200通まで送れる
  • 認証済みにすると検索に表示され信頼も上がる(無料・機能や料金は同じ)
  • リッチメニューはまず6分割から。画像は大サイズ2500×1686px。CanvaやエルメでOK
  • 採用面接にはアプリ追加不要のLINEビデオ通話が手軽
  • エルメを使えば、お客さんと従業員でメニューを自動で出し分けられる
  • 接続や自動化の裏側は「Webhook(向こうから教えてもらう仕組み)」
※ 本記事はサンプルの構築例です。掲載コードはサンプルであり、ご利用は自己責任でお願いします。