税理士事務所のLINEをエルメッセージで作る方法

税理士事務所のLINEを
エルメッセージで作る
― 全6STEP 完全設計図

友だち登録から顧客台帳の自動化まで。専門知識ゼロでも、順番どおりに進めれば完成するLINE自動化システムの作り方を、画面手順つきで全部まとめました。

この記事は、税理士事務所のLINE公式アカウントを、配信ツール「エルメッセージ(L Message)」を使ってゼロから構築するための完全ガイドです。STEP1〜6を通して読めば、新規相談の受付・既存顧客のフォロー・確定申告や法人決算の自動対応まで、すべてを「タグ」を軸につなげた仕組みが完成します。気になるSTEPから読み進めてもOKです。

STEP1
システム全体像何のために・どんな流れで動くのかを掴む

税理士事務所のLINE公式アカウントを、配信ツール「エルメッセージ(L Message)」を使って構築していきます。まずSTEP1では、これから作るシステムの全体像を整理します。細かい設定に入る前に「何のために」「どんな流れで」動くのかを掴んでおくことで、後の作業がぐっとスムーズになります。

このシステムで実現したいこと

税理士事務所 LINEシステムの目的

エルメッセージを中核に、新規相談受付・既存顧客フォロー・確定申告シーズンの自動対応を一本化します。顧客データはGoogleスプレッドシートで一元管理します。

税理士事務所の業務は、繁忙期と閑散期の差が非常に大きいのが特徴です。とくに確定申告シーズンは、新規の問い合わせ対応・既存顧客への資料依頼・面談調整が一気に押し寄せます。このシステムは、その「人がやらなくてもいい作業」を自動化し、スタッフが本来の専門業務に集中できる状態を作ることを目的にしています。

具体的には、次の3つを軸にしています。

  • 新規顧客獲得:問い合わせ・相談の受付を自動化し、見込み客を取りこぼさない
  • 既存顧客フォロー:顧問先への案内・連絡をタグ別に効率配信
  • 確定申告の自動対応:よくある質問への自動返信と、資料提出リマインドの自動化

全体の流れ(フロー図)

友だち追加から顧客管理までの一連の流れは、次のようになります。

📱 友だち追加(QRコード・LINE検索)
▼
🏷️ タグ付け(相談種別・契約状況)
▼

タグ別に自動ルーティング

🆕 見込み客
ステップ配信
📂 既存顧客
一斉配信・個別対応
▼
📊 Googleスプレッドシートへ自動記録

ポイントは、友だち追加された時点で「見込み客なのか」「既存の顧問先なのか」を自動で振り分けるところです。振り分けの基準になるのが「タグ」で、これによって送るメッセージの内容を自動で変えていきます。見込み客には事務所の魅力を伝えるステップ配信を、既存顧客には季節ごとの案内や個別対応を行います。

4つの構成要素

このシステムは、大きく4つのツールを組み合わせて作ります。それぞれの役割を、まずはイラストで掴んでみましょう。

1

① LINE公式アカウント

お客様との接点(窓口)。友だち追加・トーク・リッチメニューの表示を担います。

2

② エルメッセージ

システムの中核。タグ管理・ステップ配信・自動返信など高度な自動化を担います。

3

③ GAS

エルメとスプレッドシートをつなぐ橋渡し役。イベントを受けてシートへ書き込みます。

4

④ Googleスプレッドシート

顧客データの保管場所(台帳)。3シート構成で状況をひと目で把握できます。

この4つが連携することで、「LINEで友だち追加された情報が、自動でスプレッドシートの台帳に記録される」という流れが完成します。次のセクションで、その連携のカギになる「タグ」について詳しく見ていきましょう。

カギを握る「タグ管理」の仕組み

タグ=顧客に貼る「ラベル」

友だち一人ひとりに「個人」「確定申告」「顧問契約中」などのラベルを付けて分類します。このタグによって、送るメッセージや表示するメニューを自動で出し分けます。

このシステムの自動化を支えているのが「タグ」です。タグとは、友だち一人ひとりに貼り付ける付箋(ラベル)のようなもの。お客様がボタンをタップしたり、特定のメッセージを送ったりすると、エルメッセージが自動でタグを付与します。

タグが付くと、何が変わるのか

📱お客様が
ボタンをタップ
▶
🏷️タグが
自動付与
▶
⚡配信内容が
自動で変わる

たとえば「確定申告」のタグが付いた友だちには確定申告の案内シナリオが、「顧問契約中」のタグが付いた友だちには顧問先専用のメニューが、それぞれ自動で適用されます。スタッフが一人ずつ手作業で振り分ける必要はありません。

このシステムで使うタグ一覧

税理士事務所では、次の4カテゴリ・10種類のタグを使って顧客を分類します(法人決算を使う場合は決算月タグも追加)。

カテゴリ タグ 付与のタイミング
顧客種別 個人法人個人事業主 友だち追加後のアンケート
相談種別 確定申告記帳代行相続税法人税 相談内容アンケート・キーワード送信
契約状況 見込み顧問契約中 見込み=自動/顧問=スタッフが手動付与
資料状況 資料提出済み ボタンタップで自動付与
⭐ 運用のコツ 「顧問契約中」のタグだけは、契約が決まったタイミングでスタッフが手動で付与します。それ以外のタグは、お客様のアクション(ボタンタップなど)で自動的に付くので、登録後の手間はほとんどかかりません。タグの作り方はSTEP2で、活用のしかたはSTEP3以降で詳しく解説します。
💡 ポイント エルメッセージの「Webhook(外部連携)」でGASにつなぐことで、相談受付・タグ付け・顧客台帳の更新をすべて自動化します。スタッフが手動でデータ入力する手間をゼロにするのが、このシステムの最大の狙いです。
🔗STEP1で全体像とタグの考え方を掴みました。ここからは入口となる「友だち登録フロー」を、実際の操作手順で作っていきます。
STEP2
友だち登録フロータグ作成からアンケートの自動タグ付けまで

STEP2では、税理士事務所のLINE「友だち登録フロー」を、エルメッセージの操作画面に沿って実際に設定できるように作った詳細設計図です。「どのメニューを開くか」「何という名前を付けるか」まで具体的に書いているので、専門知識がなくても順番どおりに進めれば完成します。

📋 この設計図で作るもの ① タグ(顧客を分類するラベル)10種類 → ② あいさつメッセージ(3通) → ③ 属性アンケート → ④ 相談内容アンケート → ⑤ アンケート回答でタグを自動付与する設定。この5つを順番に作っていきます。

完成イメージ(全体フロー)

まず、これから作る仕組みの全体像です。お客様が友だち追加してからタグが付くまでの流れを頭に入れておきましょう。🏷️ = タグが付くポイント

📱 友だち追加
▼
💬 あいさつメッセージ(3通)
事務所紹介 → サービス案内 → 属性を質問
▼
❓ 属性アンケート
個人 / 法人 / 個人事業主 を選択
🏷️ 種別タグ+「見込み」が付く
▼
❓ 相談内容アンケート
確定申告 / 記帳代行 / 相続税 など
🏷️ 相談種別タグが付く
▼
⚡ タグに応じたステップ配信が自動スタート

事前準備(はじめる前に)

この2つが終わっていればOK

① LINE公式アカウントの開設 ② エルメッセージのアカウント作成とLINE連携。まだの場合は、先にこちらを済ませてください。

  • LINE公式アカウントを開設し、ログインできる状態になっている
  • エルメッセージ(L Message)に登録し、上記のLINE公式アカウントと連携済み
  • 事務所の基本情報(名称・対応業務・連絡先)が手元にある

設計図① タグを作る(最重要)

まずタグを先に作っておく

タグは顧客を分類する「ラベル」です。アンケートより先に作っておくと、後の設定がスムーズです。ここがこの設計図でいちばん大事な部分です。

タグはあとから何度でも追加・修正できますが、最初に全体を設計しておくと混乱しません。税理士事務所で使うタグは、次の4カテゴリ・10種類です。

作成するタグ一覧(この表のとおりに作る)

Noタグ名(この名前で作る)カテゴリ付け方
1個人顧客種別自動(属性アンケート)
2法人顧客種別自動(属性アンケート)
3個人事業主顧客種別自動(属性アンケート)
4確定申告相談種別自動(相談アンケート/キーワード)
5記帳代行相談種別自動(相談アンケート/キーワード)
6相続税相談種別自動(相談アンケート/キーワード)
7法人税相談種別自動(相談アンケート/キーワード)
8見込み契約状況自動(属性アンケート回答時)
9顧問契約中契約状況手動(契約成立時にスタッフが付与)
10資料提出済み資料状況自動(ボタンタップ時)
💡 決算月タグは法人決算を使うときだけ 法人のお客様に「決算月ごとの案内(STEP3の法人決算シナリオ)」を送る場合は、これに加えて 決算1月〜決算12月 の12個も作ります。最初は使う決算月(例:3月・9月・12月)だけ作ればOKです。まずは上の10個から始めましょう。
①タグの作成手順
エルメの管理画面を開く 左メニューから「タグ管理」を選びます。
「新規タグ作成」を押す 画面右上などにある作成ボタンを押します。
タグ名を入力する 上の表のとおり「個人」「確定申告」…と1つずつ入力して保存します。これを10回くり返します。
10種類すべて作れたか確認する タグ一覧に10個並んでいればOKです。
⭐ ポイント:カテゴリ分けの考え方 「顧客が誰か(種別)」「何に困っているか(相談種別)」「契約しているか(契約状況)」の3つの視点で分けると整理しやすいです。エルメに「タグフォルダ(グループ)」機能があれば、カテゴリごとにフォルダを分けておくとさらに見やすくなります。

設計図② あいさつメッセージを作る(3通)

友だち追加された瞬間に自動で送られるメッセージです。3通に分けて、最後の3通目でアンケートを表示します。下のコピペ用文面をそのまま使えます(事務所名などは適宜変更してください)。

②あいさつメッセージの設定手順
「あいさつメッセージ」設定を開く
1通目・2通目のテキストを入力 下のコピペ文面を貼り付けます。メッセージは「+追加」で増やせます。
3通目に「選択肢ボタン」を設定 後で作る属性アンケートをここから呼び出します(設計図③で作成)。いったん本文だけ入れておきます。
保存してテスト送信 自分のLINEで友だち追加し直して、3通届くか確認します。
▼ 1通目(コピペ用)こんにちは!税理士事務所の公式LINEです😊 友だち追加ありがとうございます。 税金・確定申告・会計のことなら、 何でもお気軽にご相談ください。
▼ 2通目(コピペ用)当事務所では、こんなお手伝いができます👇 ✅ 確定申告の代行・サポート ✅ 日々の記帳代行 ✅ 法人の決算・申告 ✅ 相続税のご相談 「自分でやると不安…」という方も、 まずはお気軽にどうぞ。
▼ 3通目(コピペ用/このあと下にボタンを付ける)より詳しいご案内のため、 まずはお客様について教えてください👇 下のボタンから選んでくださいね。

📱 完成イメージ(3通目+ボタン)

⚖️

税理士事務所

より詳しいご案内のため、まずはお客様について教えてください👇
👤 個人のお客様🏢 法人・事業主

設計図③ 属性アンケートを作る

ボタンを押すとタグが付く仕組み

エルメの「回答フォーム」または「選択肢付きメッセージ」を使い、ボタンごとに「付けるタグ」を紐づけます。これが自動タグ付けの正体です。

③属性アンケート(種別)の設定手順
アンケート(回答フォーム)を新規作成
質問文を入力 「お客様の種別を教えてください」など。回答形式は「単一選択(ボタン)」にします。
選択肢を3つ作る 「個人のお客様」「法人」「個人事業主」の3つを登録します。
各選択肢に「付与するタグ」を設定(核心) 下の表のとおり、選択肢ごとにタグを紐づけます。さらに全選択肢に「見込み」タグも追加します。
回答後アクションで次のアンケートを表示 回答後に「相談内容アンケート(設計図④)」を送る設定にします。

選択肢とタグの対応(この表を見ながら設定)

選択肢ボタン付与するタグ
👤 個人のお客様個人 + 見込み
🏢 法人法人 + 見込み
🧑‍💼 個人事業主個人事業主 + 見込み

設計図④ 相談内容アンケートを作る

④相談内容アンケートの設定手順
2つ目のアンケートを新規作成 設計図③と同じ手順で、もう1つアンケートを作ります。
質問文「どのようなご相談ですか?」を入力 回答形式は「単一選択(ボタン)」。
選択肢を4つ作り、それぞれにタグを設定 下の表のとおり紐づけます。「その他」だけはタグなしで、スタッフへの通知を設定します。
回答後アクションでステップ配信を開始 回答後、付いたタグに応じたステップ配信が始まるよう設定(STEP3で作成します)。
選択肢ボタン付与するタグ追加アクション
📝 確定申告確定申告—
📚 記帳代行記帳代行—
🏛️ 相続税相続税—
💬 その他(タグなし)スタッフへ通知

📱 完成イメージ(相談内容アンケート)

個人のお客様
⚖️

税理士事務所

ありがとうございます!
どのようなご相談でしょうか?👇
📝 確定申告📚 記帳代行🏛️ 相続税💬 その他

設計図⑤ 全体をつなぎ込む

最後に、ここまで作ったパーツを1本の流れにつなげます。つながりを図で確認しましょう。

あいさつ3通目
(設計図②)
▼ 「個人/法人」ボタン
属性アンケート
(設計図③)→ 種別タグ+見込み
▼ 回答後アクション
相談内容アンケート
(設計図④)→ 相談種別タグ
▼ 回答後アクション
ステップ配信スタート
🔗 つなぎ込みのコツ エルメでは、各パーツの「回答後(完了後)アクション」で次のパーツを呼び出します。「あいさつ3通目 → 属性アンケート → 相談アンケート → ステップ配信」の順にバトンを渡すイメージです。一気に作らず、1つつなぐごとにテスト送信して確認すると失敗しません。

完成チェックリスト

すべて設定できたら、自分のLINEで友だち追加し直して、最後まで動くか確認しましょう。

  • タグ10種類が「タグ管理」に並んでいる
  • 友だち追加であいさつメッセージが3通届く
  • 3通目のボタンから属性アンケートが開く
  • 「個人」を選ぶと 個人 と 見込み タグが付く(友だち詳細画面で確認)
  • 続けて相談内容アンケートが表示される
  • 「確定申告」を選ぶと 確定申告 タグが付く
  • 「その他」を選ぶとスタッフに通知が届く
  • 回答後にステップ配信が開始される
⚠️ 配信通数に注意 LINE公式アカウントの無料プランは月200通までです。あいさつ3通+アンケート関連で、1人あたり数通を消費します。友だちが増えてきたら、通数の見直しや有料プランへの切替を検討してください。
🔗登録と同時にタグが付く仕組みができました。次は、そのタグを使って自動でフォローする「ステップ配信」を設計します。
STEP3
ステップ配信見込み・確定申告・法人決算の自動フォロー

前回(STEP2)で、友だち登録と同時にタグが付く仕組みが完成しました。今回はそのタグを使って、お客様に自動でフォローメッセージを届ける「ステップ配信」を設計します。一度作れば、あとは登録された人に自動で順番にメッセージが届くので、営業の手間を大きく減らせます。

📋 この設計図で作るもの ① 見込み客向けステップ配信(5通/信頼を育てて相談予約へ) ② 確定申告顧客向けステップ配信(4通/申告準備の案内) ③ 法人決算向けステップ配信(5通/決算月から逆算して節税・申告を案内)。タグで対象者を自動的に絞り込みます。

ステップ配信とは?(一斉配信との違い)

登録日を基準に「順番に」自動で届く

ステップ配信は、友だち登録した日を「0日目」として、その人ごとに1日後・3日後…と自動で配信される仕組みです。全員に同時に送る「一斉配信」とは違い、いつ登録しても同じ順番で届きます。

—ステップ配信一斉配信
配信の基準各自の登録日から〇日後指定した日時に全員へ
向いている用途新規フォロー・育成季節の案内・お知らせ
手間一度作れば自動毎回作って送る

今回はこのうち「ステップ配信」を作ります(確定申告シーズンや年末調整などの「季節の一斉案内」は、タグで対象を絞った予約配信として別途使います)。

設計図① 見込み客向けシナリオ(5通)

対象は 見込み タグが付いた友だちです。事務所の魅力を少しずつ伝え、最終的に「無料相談の予約」へつなげます。配信スケジュールは次のとおりです。

登録直後(0日目)
1通目:ごあいさつ+自己紹介 改めて事務所のあいさつと、どんな悩みを解決できるかを簡潔に伝えます。
翌日(1日目)
2通目:税理士に頼むメリット 「自分でやると損するケース5選」など、専門家に頼む価値をわかりやすく紹介。
3日目
3通目:料金の目安を案内 「確定申告2万円〜」など料金感を提示し、不安をやわらげます。
7日目
4通目:無料相談の予約案内(山場) 予約フォームやカレンダーのリンクを送り、相談へ誘導します。
14日目
5通目:お客様の声・実績紹介 「こんなお悩みを解決しました」事例で信頼を補強し、再度予約へ誘います。
A見込み客シナリオの設定手順
ステップ配信を新規作成
配信名を入力 「見込み客フォロー(5通)」など、後で分かる名前にします。
開始条件に「見込み」タグを設定 「タグ 見込み が付いたら開始」と指定します。これで対象者が自動で絞られます。
1通ずつ「経過日数」と本文を登録 上のスケジュール表のとおり、0日目・1日目・3日目・7日目・14日目に1通ずつ作ります。
有効化(ON)にする 最後にスイッチをONにして配信開始。テスト用に自分でタグを付けて動作確認します。
▼ 2通目 本文(コピペ用)こんにちは、税理士事務所です😊 「確定申告くらい自分でできる」と 思っていませんか? 実は、こんなケースで “払いすぎ”が起きやすいんです👇 ❶ 経費の計上もれ ❷ 控除の見落とし(医療費・ふるさと納税など) ❸ 青色申告の特典を使えていない プロに任せると、 こうした取りこぼしを防げます。

📱 4通目(無料相談の予約案内)イメージ

⚖️

税理士事務所

ここまで読んでいただき、ありがとうございます🙏

「うちの場合はどうなる?」が一番早く分かるのは、やはり一度ご相談いただくことです。

\ 初回相談は無料です /
下のボタンからご予約ください👇
📅 無料相談を予約する

設計図② 確定申告顧客向けシナリオ(4通)

対象は 確定申告 タグが付いた友だちです。申告期限に向けて、必要書類の案内や提出リマインドを自動で届けます。こちらは登録日基準ではなく、毎年の申告シーズン(1月〜3月)に合わせた配信として設計します。

1月上旬
1通目:今年の申告スケジュール案内 申告期限・資料提出期限・面談予約の開始をお知らせします。
1月中旬
2通目:必要書類チェックリスト送付 源泉徴収票・医療費・ふるさと納税など、揃える書類を一覧で送ります。
2月初旬
3通目:資料提出リマインド 「提出できた方はこちらを押してください」ボタンで 資料提出済み タグを自動付与。
3月初旬
4通目:期限前の最終リマインド 「完了」「まだ」の2択ボタンで状況を自動把握し、未提出の方を追いかけます。
B確定申告シナリオの設定手順
ステップ配信を新規作成 配信名は「確定申告フォロー(4通)」など。
開始条件に「確定申告」タグを設定 対象を 確定申告 タグ保有者に絞ります。
配信日時を「日付指定」にする 登録日基準ではなく、1月上旬・中旬…と実際の日付で配信するよう設定します(エルメの「日時指定配信」機能を利用)。
3通目・4通目にボタンとタグ付けを設定 「提出済み」ボタン → 資料提出済み タグ付与+スタッフ通知を紐づけます。
有効化して動作確認 テストアカウントに「確定申告」タグを付けて、流れを確認します。
💡 ステップ配信で「日付指定」ができない場合 エルメの設定やプランによっては、ステップ配信は「登録から〇日後」しか選べないことがあります。その場合は無理にステップ配信にせず、「一斉配信(予約配信)」を 確定申告 タグで絞って、1月上旬・1月中旬…と4回予約する方法でまったく同じことができます。法人決算シナリオ(次の設計図③)も同じ考え方でOKです。
⭐ タグの掛け合わせワザ 3通目で 資料提出済み タグが付いた人を、4通目の配信対象から「除外」できます。これで「もう提出した人にリマインドが届いて気まずい…」を防げます。エルメの配信条件で「確定申告 かつ 資料提出済み でない人」と指定するのがコツです。

設計図③ 法人決算向けシナリオ(5通)

対象は 法人税 タグ(または 法人 タグ)が付いた友だちです。法人は会社ごとに決算月がバラバラなので、「1月配信」のような日付固定ではうまくいきません。そこで「決算月の〇ヶ月前」という相対基準で配信を組むのがポイントです。

決算

決算月から逆算してリマインド

決算3ヶ月前から段階的に「決算準備 → 節税対策 → 資料依頼 → 申告」と案内します。会社ごとの決算月をシートに登録し、その月を基準に配信します。

配信スケジュール(決算月を基準に逆算)

決算3ヶ月前
1通目:決算準備のご案内 「そろそろ決算の準備時期です」と早めにお知らせ。スケジュール感を共有します。
決算2ヶ月前
2通目:節税対策の提案(山場) 決算前にできる節税策(保険・設備投資・決算賞与など)を案内し、面談を促します。期末を過ぎると打てる手が減るため、ここが最重要です。
決算月
3通目:必要書類のご依頼 試算表・請求書・通帳コピーなど、決算に必要な資料を一覧で依頼。「提出した方はこちら」ボタンで 資料提出済み タグを付与。
決算月の翌月
4通目:申告期限リマインド 法人税の申告期限(原則:決算月の2ヶ月後)を案内し、未提出の方を追いかけます。
申告完了後
5通目:完了のお礼+次年度の予告 申告完了のお礼と、来期に向けたアドバイス(中間申告・消費税など)を簡単に案内します。
C法人決算シナリオの設定手順
決算月をスプレッドシートに登録 顧客台帳に「決算月」列を追加し、会社ごとの決算月(例:3月、9月)を入力しておきます。
決算月ごとにステップ配信を用意 エルメは「決算月の〇ヶ月前」という相対指定が直接できないため、決算月ごと(12通り)にシナリオを複製して作るのが確実です。まずは多い決算月(3月・9月・12月)から作ると効率的です。
対象タグを決算月別タグで絞る 例:「法人税 かつ 決算月3月」のように、決算月タグ(後述)で対象を絞ります。
各通を「日付指定配信」で登録 3月決算なら、1通目=12月・2通目=1月・3通目=3月…と実際の月で設定します。
有効化して動作確認 テスト用に決算月タグを付け、配信順を確認します。
💡 決算月タグの作り方 顧客種別とは別に「決算月」を表すタグを12個(決算1月〜決算12月)作っておくと、配信対象を簡単に絞れます。GAS連携を使えば、スプレッドシートの「決算月」列をもとに自動でこのタグを付けることも可能です(GAS連携はSTEP後半で解説)。
▼ 2通目 本文(節税対策の提案・コピペ用)【決算2ヶ月前のお知らせ】 貴社の決算期末が 近づいてまいりました📅 期末を過ぎると打てる節税策は 大きく減ってしまいます。 \ 決算前だからできること / ✅ 決算賞与の検討 ✅ 必要な設備投資の前倒し ✅ 保険・共済の活用 ✅ 不要資産の処分 御社に合った対策を一緒に考えます。 早めの面談をおすすめします👇

📱 3通目(必要書類のご依頼)イメージ

⚖️

税理士事務所

いよいよ決算月になりました📊

決算作業のため、下記の資料をご準備ください👇

・試算表
・売上/仕入の請求書
・預金通帳のコピー
・固定資産の領収書

ご準備ができたら下のボタンを押してください。
✅ 資料を提出しました
⚠️ 申告期限の前提に注意 法人税の申告期限は原則「決算月の2ヶ月後」ですが、申告期限の延長特例を受けている法人は3ヶ月後になります。お客様ごとの期限に合わせて、4通目の配信タイミングを調整してください。

設計図④ ステップ配信とタグの関係を整理

どのタグが、どのステップ配信を動かすのか。全体を1枚の図で確認しておきましょう。

🏷️ 見込み タグ
▼ 開始トリガー
見込み客シナリオ(5通)
0日目〜14日目
🏷️ 確定申告 タグ
▼ 開始トリガー
確定申告シナリオ(4通)
1月〜3月の日付指定
▼ 3通目で付与
🏷️ 資料提出済み タグ
→ 4通目の対象から除外
🏷️ 法人税 タグ + 決算月タグ
▼ 開始トリガー
法人決算シナリオ(5通)
決算月を基準に逆算配信
▼ 3通目で付与
🏷️ 資料提出済み タグ
→ 4通目の対象から除外

ステップ配信で使うタグ早見表

タグ役割付くタイミング
見込み見込み客シナリオの開始トリガーSTEP2の属性アンケート回答時
確定申告確定申告シナリオの開始トリガーSTEP2の相談アンケート回答時
法人税法人決算シナリオの開始トリガーSTEP2の相談アンケート回答時
決算1月〜12月決算月別に配信を絞る目印決算月の登録時(手動/GAS自動)
資料提出済みリマインド除外の目印3通目のボタンタップ時(自動)
顧問契約中見込みシナリオを止める目印契約成立時にスタッフが手動付与
⚠️ 大事な設定:契約したら配信を止める 見込み客シナリオは、途中で顧問契約が決まったら止めるべきです。顧問契約中 タグが付いたら、見込み客シナリオを停止(または対象から除外)する設定を必ず入れてください。契約済みのお客様に「無料相談しませんか?」と届くと逆効果です。

完成チェックリスト

  • 見込み客シナリオ(5通)を作成し、開始条件を 見込み タグにした
  • 各通の経過日数(0・1・3・7・14日目)を設定した
  • 確定申告シナリオ(4通)を作成し、開始条件を 確定申告 タグにした
  • 確定申告3通目のボタンで 資料提出済み タグが付くようにした
  • 法人決算シナリオ(5通)を作成し、決算月タグで対象を絞った
  • 法人決算は「決算月の〇ヶ月前」を基準に各通の配信月を設定した
  • 4通目の対象から「資料提出済みの人」を除外した
  • 顧問契約中 タグが付いたら見込みシナリオが止まる設定にした
  • テストアカウントで各シナリオの動作を確認した
  • すべてのステップ配信を有効化(ON)にした
🔗自動フォローが整いました。続いて、トーク画面に常に表示される「リッチメニュー」をタグで出し分けます。
STEP4
リッチメニュー見込み客用・顧問客用をタグで自動切替

前回(STEP3)でステップ配信の自動フォローが完成しました。今回は、お客様がトーク画面を開いたときにいつでも目に入る「リッチメニュー」を設計します。よく使う機能をボタン一つで呼び出せるようにすることで、お客様の行動を後押しし、問い合わせや予約につなげます。

📋 この設計図で作るもの ① 見込み客向けリッチメニュー(6ボタン) ② 顧問契約客向けリッチメニュー(6ボタン) ③ タグで2つのメニューを自動で切り替える設定。

リッチメニューとは?

トーク画面の下に固定表示されるメニュー

LINEのトーク画面下部に、最大6つ(または4つ)のボタンを並べられる機能です。一度設定すれば常に表示され、お客様はタップするだけで予約・問い合わせ・資料請求などができます。

設計図① 見込み客向けメニュー(6ボタン)

対象は 見込み タグの友だち。「まだ契約していない人」が次の行動を起こしやすいボタンを並べます。

税理士事務所
ご相談お待ちしております😊
― メニュー(見込み客向け)―
📞無料相談
予約
💰料金の
目安
📋サービス
一覧
✅確定申告
チェック
❓よくある
質問
💬スタッフに
相談
ボタンタップ時の動作
📞 無料相談予約予約フォーム or 予約カレンダーのURLを開く
💰 料金の目安料金案内メッセージを送信
📋 サービス一覧サービス紹介メッセージ(カード形式)を送信
✅ 確定申告チェック必要書類チェックリストを送信
❓ よくある質問FAQメッセージ or FAQページURLを開く
💬 スタッフに相談「担当者におつなぎします」+スタッフへ通知

設計図② 顧問契約客向けメニュー(6ボタン)

対象は 顧問契約中 タグの友だち。「すでに契約しているお客様」が日常的に使う機能を並べます。

税理士事務所
いつもありがとうございます🙏
― メニュー(顧問契約客向け)―
📂資料
提出連絡
📅面談
予約
🧾請求書
確認
📊試算表
受取
❓税務
Q&A
💬担当者に
連絡
ボタンタップ時の動作
📂 資料提出連絡「提出しました」報告+ 資料提出済み タグ付与
📅 面談予約予約カレンダーのURLを開く
🧾 請求書確認請求に関する案内メッセージを送信
📊 試算表受取試算表の受け渡し案内を送信
❓ 税務Q&Aよくある税務質問の回答を送信
💬 担当者に連絡担当者へ通知+個別対応へ

設計図③ メニューを作る手順

まず「見込み客向け」から作る

画像(メニューの背景デザイン)を用意し、各ボタンの位置にURLやメッセージ送信などのアクションを紐づけていきます。

Aリッチメニューの作成手順
リッチメニュー作成画面を開く
テンプレート(分割数)を選ぶ 「大(6分割)」を選びます。3列×2段のレイアウトになります。
背景画像をアップロード 推奨サイズは2500×1686px。Canvaなどで作成するか、デザインが難しければ単色+文字でもOKです。
各ボタンにアクションを設定 上の対応表のとおり、ボタンごとに「URLを開く」「メッセージ送信」「タグ付け」を紐づけます。
表示期間・名前を設定して保存 メニュー名は「見込み客メニュー」など、後で分かる名前にします。
同じ手順で「顧問契約客メニュー」も作る 設計図②の内容で、もう1つメニューを作成します。
⭐ ボタンに文字を入れるコツ リッチメニューのボタンの「アイコンと文字」は、背景画像に直接描き込む方式です。画像内のどの位置にどのボタンがあるかを、エルメの設定画面で「タップ領域」として指定します。背景画像のレイアウトと、設定するタップ領域の位置がズレないように注意しましょう。

設計図④ タグでメニューを自動切替する

このシステムの肝です。契約状況に応じて、表示するメニューを自動で切り替えます。お客様は何も操作しなくても、自分に合ったメニューが表示されます。

🏷️ 見込み タグの友だち
▼ 自動表示
見込み客メニュー(設計図①)
🏷️ 顧問契約中 タグが付く
▼ 自動で切替
顧問契約客メニュー(設計図②)
Bメニュー自動切替の設定手順
「見込み客メニュー」をデフォルト表示に設定 最初は全員にこのメニューが表示されるようにします。
メニュー切替の条件を作成
条件に「顧問契約中」タグを指定 「顧問契約中 タグが付いている人には、顧問契約客メニューを表示」と設定します。
テストアカウントで切替を確認 自分に 顧問契約中 タグを付けて、メニューが切り替わるか確認します。
💡 切替のしくみ リッチメニューは「タグ条件で出し分け」ができます。優先順位を「顧問契約客メニュー>見込み客メニュー」にしておけば、契約タグが付いた瞬間に自動で顧問用に切り替わり、契約していない人には見込み用が表示され続けます。

メニューとタグの対応早見表

表示されるメニュー対象タグ優先順位
顧問契約客メニュー顧問契約中高(こちらを優先)
見込み客メニュー上記以外すべて(デフォルト)低

完成チェックリスト

  • 見込み客メニュー(6ボタン)を作成した
  • 各ボタンにアクション(URL・メッセージ・タグ付け)を設定した
  • 顧問契約客メニュー(6ボタン)を作成した
  • 「資料提出連絡」ボタンで 資料提出済み タグが付くようにした
  • 見込み客メニューをデフォルト表示に設定した
  • 顧問契約中 タグで顧問用メニューに切り替わる設定にした
  • テストアカウントでメニューの切替を確認した
  • 各ボタンをタップして正しく動作するか確認した
⚠️ 画像作成でつまずいたら 背景画像の作成が難しい場合は、Canvaの「LINEリッチメニュー」テンプレートを使うと簡単です。それも難しければ、まずは単色背景+ボタン名だけのシンプルなものから始めて、後でデザインを差し替えるのがおすすめです。
🔗メニューが整いました。次は、特定の言葉に24時間自動で答える「キーワード自動返信」を作ります。
STEP5
キーワード自動返信24時間自動で答え、タグを付けて配信へ

前回(STEP4)で、トーク画面のリッチメニューが完成しました。今回は、お客様が特定の言葉(キーワード)を送ったときに自動で返信する仕組みを作ります。営業時間外や休日でも、お客様を待たせずに答えられるようになり、取りこぼしを防げます。さらに返信と同時にタグを付けることで、STEP3のステップ配信ともつながります。

📋 この設計図で作るもの ① よく使う6つのキーワード自動返信 ② 返信と同時にタグを付ける設定 ③ スタッフへの引き継ぎ(有人対応)の設定。専門知識がなくても、表のとおりに登録すれば完成します。

キーワード自動返信とは?

決まった言葉に、自動で答えるロボット

お客様が「料金」「確定申告」などのキーワードを送ると、あらかじめ用意した返信が自動で届きます。人が対応しなくても、24時間いつでも答えられます。

キーワード自動返信は、次の3ステップで動きます。「答えるだけ」で終わらせず、タグ付けまで行うのがこの設計の肝です。

💬お客様が
キーワード送信
▶
🤖自動で
返信が届く
▶
🏷️タグが付いて
配信につながる

設計図① 登録するキーワード一覧

まずは、税理士事務所によく届く質問をもとに、6つのキーワードを登録します。下の表が設計の全体像です。この表を見ながら設定していきます。

反応するキーワード自動返信の内容付けるタグ
確定申告確定申告サービスの概要・料金・必要書類の案内確定申告
料金 いくら各サービスの料金目安一覧+無料相談リンク—
記帳 帳簿記帳代行サービスの説明+見積もり依頼フォーム記帳代行
相続 遺産相続税サービスの紹介+初回無料相談の案内相続税
法人 決算法人決算・申告サービスの案内法人税
相談 質問「スタッフにおつなぎします」+有人対応へ—(スタッフ通知)
⭐ ポイント:1キーワードに複数の言葉を登録 「料金」と「いくら」のように、同じ意味で使われる言葉はまとめて1つの自動返信に登録できます。お客様がどんな言い方をしても反応するよう、思いつく言い回しを2〜3個ずつ登録しておくのがコツです。

設計図② キーワード自動返信の作り方

A自動返信の設定手順(1個分)
自動応答の作成画面を開く
反応するキーワードを登録 例:「料金」「いくら」のように、反応させたい言葉を入力します。「部分一致」を選ぶと、文中に含まれていても反応します。
返信メッセージを入力 下のコピペ文面を貼り付けます。ボタン(予約リンクなど)も付けられます。
「タグを付ける」アクションを追加(核心) 設計図①の表のとおり、返信と同時に付けるタグを設定します。これでステップ配信につながります。
保存して、6個ぶん繰り返す 同じ手順で、6つのキーワード自動返信をすべて作ります。
▼「確定申告」への自動返信(コピペ用)確定申告のご相談ありがとうございます!📝 【料金の目安】 ・給与所得のみ:2万円〜 ・事業所得あり:5万円〜 ※内容により変動します 【ご準備いただくもの】 ・源泉徴収票 ・各種控除の書類 ・マイナンバー など まずは無料相談で お話を聞かせてください👇
▼「料金」への自動返信(コピペ用)料金についてのお問い合わせ ありがとうございます💰 【主なサービスの目安】 ・確定申告:2万円〜 ・記帳代行:月1万円〜 ・法人決算:15万円〜 ・相続税申告:30万円〜 正確なお見積もりは、 無料相談で承ります👇

📱 自動返信のイメージ(「確定申告」と送った場合)

確定申告をお願いしたいです
⚖️

税理士事務所(自動返信)

確定申告のご相談ありがとうございます!📝

料金の目安:2万円〜
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設計図③ タグ付けで配信につなげる

キーワード自動返信のいちばんの強みは、「答える」と同時に「タグを付ける」ことです。たとえば「確定申告」と送ってきた人に 確定申告 タグが付けば、STEP3で作った確定申告シナリオが自動でスタートします。

💬「確定申告」と送信
▼ 自動返信+タグ付け
🏷️ 確定申告 タグが付く
▼ STEP3とつながる
確定申告ステップ配信が自動開始

キーワードとタグの対応早見表

キーワード付くタグつながるステップ配信
確定申告確定申告確定申告シナリオ(4通)
記帳記帳代行(記帳代行の案内へ)
相続相続税(相続相談の案内へ)
法人 決算法人税法人決算シナリオ(5通)
💡 STEP2〜3とのつながり STEP2では「アンケートのボタン」でタグを付けました。今回は「キーワード送信」でも同じタグを付けます。入口が増えても、付くタグが同じなら、その後のステップ配信は自動でつながります。タグを中心に設計しておくと、こうした拡張がとても楽になります。

設計図④ スタッフへの引き継ぎ(有人対応)

自動返信だけでは答えきれない複雑な相談もあります。「相談」「質問」というキーワードには、スタッフへ引き継ぐ設定をしておきましょう。

B有人対応への切り替え手順
「相談」「質問」のキーワードを登録 設計図②と同じ手順で、新しい自動応答を作ります。
返信文に「おつなぎします」を設定 下のコピペ文面を使います。お客様を安心させる一言を入れます。
スタッフへの通知をONにする エルメの「担当者通知」機能で、スタッフのメールやLINEに通知が届くよう設定します。
自動応答を一時停止する設定(任意) スタッフが対応している間は自動返信が邪魔にならないよう、「対応中は自動応答オフ」にできます。
▼「相談」「質問」への自動返信(コピペ用)お問い合わせありがとうございます😊 担当スタッフが確認のうえ、 順次ご返信いたします。 【受付時間】平日 9:00〜18:00 時間外のメッセージは、 翌営業日に対応いたします。 少々お待ちくださいませ🙏
⚠️ 「待たせている感」を防ぐ 有人対応に切り替えるときは、必ず「いつ返信が来るか(受付時間)」を伝えましょう。これがないと、お客様は「無視されている?」と不安になります。営業時間を明記するだけで、印象が大きく変わります。

完成チェックリスト

  • 6つのキーワード自動返信をすべて登録した
  • 「料金/いくら」のように複数の言い回しを登録した
  • 各返信に「部分一致」を設定した
  • 「確定申告」で 確定申告 タグが付くようにした
  • 「法人/決算」で 法人税 タグが付くようにした
  • 「相談/質問」でスタッフ通知が届くようにした
  • 有人対応の返信に受付時間を明記した
  • テストアカウントで各キーワードを送って動作を確認した
  • タグが付いてステップ配信が始まることを確認した
🔗LINE側の自動化はほぼ完成。最後に、集まった情報をGoogleスプレッドシートへ自動記録する仕組みを作ります。
STEP6
スプレッドシート連携GASで顧客データを自動で台帳化

前回(STEP5)までで、LINE側の自動化はほぼ完成しました。最終回となる今回は、ここまで集まったお客様の情報をGoogleスプレッドシート(無料の表計算ソフト)に記録する仕組みを作ります。

😌

このSTEPだけ、ちょっと難しめ★★★★★

正直に言うと、STEP6は今までより少しだけ難しいです。でも大丈夫。「コードを書く」のではなく「コピペするだけ」ですし、もし難しければ下の「かんたんルート」だけでも十分使えます。気負わず読んでみてください。

2つのやり方から選べます

顧客データの記録には、2つのやり方があります。まずは自分に合う方を選びましょう。あとから切り替えてもOKです。

まずはココから
✋かんたんルート
難易度 ★☆☆☆☆ / コード不要
  • スプレッドシートを作るだけ
  • 新しいお客様は、スタッフが手で入力
  • プログラムは一切使わない
  • まずはこれで運用を始められる
慣れてきたら
⚙️自動ルート(GAS)
難易度 ★★★☆☆ / コピペで設定
  • 友だち追加が自動で記録される
  • タグの内容も自動で列に入る
  • 手入力の手間がほぼゼロ
  • コードはこの記事のコピペでOK
💡 迷ったら「かんたんルート」から 最初から完璧を目指さなくて大丈夫です。まず「かんたんルート」でスプレッドシートだけ作って運用を始め、慣れてきて「手入力が面倒だな」と思ったら「自動ルート」に挑戦する——この順番がいちばん挫折しません。
📋 このSTEPで作るもの 【かんたんルート】顧客台帳・申告管理・相談ログの3シート(設計図①)。
【自動ルート】上記に加えて、GASプログラム(設計図②〜④)+タグの自動反映(設計図⑤)。

GAS連携の全体像

L

エルメ → GAS → スプレッドシート

エルメで起きたこと(友だち追加・タグ付けなど)を、GASという「橋渡し役」が受け取り、スプレッドシートへ自動で書き込みます。一度作れば、あとは全自動です。

📱 エルメで友だち追加・タグ付けが発生
▼ Webhookで送信
⚙️ GAS(橋渡しプログラム)が受け取る
▼ 自動で書き込み
📊 スプレッドシートに記録される
⭐ 専門用語をやさしく GAS=Googleが無料で提供するプログラムを動かす仕組み。Webhook(ウェブフック)=「何か起きたら、決めた場所に自動で知らせる」郵便のような仕組み。難しく考えず「エルメの出来事をシートに届ける配達ルート」とイメージすればOKです。

設計図① スプレッドシートを準備する(両ルート共通・かんたん)

まず、データを受け取る器(スプレッドシート)を作ります。ここは「かんたんルート」「自動ルート」どちらでも必要な、最初のステップです。3つのシート(タブ)を用意します。

📗 スプレッドシートって? Excel(エクセル)のGoogle版で、無料で使える表計算ソフトです。マス目に文字や数字を入れて、お客様の一覧表(台帳)を作ります。Googleアカウントがあればすぐ使えます。

① 顧客台帳シート

📋 顧客台帳
登録日LINE名顧客種別相談種別契約状況決算月備考
2026/1/10田中 太郎個人確定申告見込み—
2025/8/1株式会社ABC法人記帳代行顧問契約中3月毎月5日請求

② 申告管理シート

📝 申告管理
LINE名資料提出申告完了申告年度担当者
田中 太郎✅ 提出済⬜ 未完了2025年分鈴木

③ 相談ログシート

💬 相談ログ
受付日時LINE名相談内容対応状況担当者
2026/1/15 14:32山本 花子相続税の相談🕐 対応中佐藤
Aスプレッドシート作成手順
新しいスプレッドシートを作る Googleドライブで「新規 › Googleスプレッドシート」。名前を「顧客管理」などにします。
シート(タブ)を3つ作る 下部の「+」で、顧客台帳 申告管理 相談ログ の3タブを作ります。タブ名は正確に。
各シートの1行目に見出しを入力 上の表のとおり、1行目に列名(登録日・LINE名…)を入れておきます。
🎉

「かんたんルート」はここで完成です!

スプレッドシートができたら、あとは新しいお客様をスタッフが手で入力するだけで台帳として使えます。これだけでも十分に運用できます。「手入力は面倒、自動にしたい」という方だけ、この先の設計図②へ進んでください。


⚙️

ここから「自動ルート」(GAS)★★★★★

ここから先は、友だち追加を自動でシートに記録する設定です。難しければ飛ばしてOK。コードはコピペするだけなので、興味があればチャレンジしてみてください。

設計図② GASプログラムを貼り付ける

📘 GAS(ガス)って何? Google Apps Script(グーグル・アップス・スクリプト)の略で、Googleが無料で用意している、自動作業の道具です。今回は「LINEで起きたことを、スプレッドシートに書き込む」係をしてもらいます。中身を理解する必要はなく、用意したコードを貼るだけです。

コードはコピペするだけ

下のコードをそのままコピーして貼り付ければ動きます。中身を理解する必要はありません。シート名と合っているかだけ確認しましょう。

docs.google.com/spreadsheets/…
▼ スプレッドシートの上のメニュー
ファイル 編集 表示 挿入 表示形式 データ ツール 拡張機能 ヘルプ
「拡張機能」をクリック →「Apps Script」を選ぶと、コードを書く画面が新しいタブで開きます。
BGASの設置手順
スプレッドシートからGASを開く 上の画面イメージのように、メニューの「拡張機能」から「Apps Script」を選びます。
最初に書いてあるコードを全部消す 画面に「function myFunction() {}」のような文字があったら、その部分をマウスで全選択して削除します。まっさらにします。
下のコードをコピーして貼り付ける 下のグレーの枠の中身をすべてコピー(範囲選択して Ctrl+C / ⌘+C)し、まっさらにした画面に貼り付けます。
保存する(💾フロッピーのアイコン) 画面上部の保存アイコンを押します。プロジェクト名を聞かれたら「連携」などでOK。
▼ GASコード(コピペ用)
// エルメから情報を受け取って、シートに書き込むプログラム
function doPost(e) {
  try {
    // 受け取ったデータを読み取る(JSON形式でもフォーム形式でもOK)
    var data;
    try {
      data = JSON.parse(e.postData.contents);
    } catch (x) {
      data = e.parameter;
    }

    // スプレッドシートを開く
    var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();

    // イベントの種類で書き込み先を分ける
    if (data.type === "friend_add") {
      // 友だち追加 → 顧客台帳へ
      var sheet = ss.getSheetByName("顧客台帳");
      sheet.appendRow([
        new Date(),        // 登録日
        data.name || "",    // LINE名
        data.kind || "",    // 顧客種別
        data.topic || "",   // 相談種別
        "見込み",           // 契約状況(初期値)
        "",                // 決算月
        ""                 // 備考
      ]);
    } else if (data.type === "consult") {
      // 相談受付 → 相談ログへ
      var sheet = ss.getSheetByName("相談ログ");
      sheet.appendRow([
        new Date(),
        data.name || "",
        data.message || "",
        "未対応",
        ""
      ]);
    }

    return ContentService.createTextOutput("OK");
  } catch (err) {
    return ContentService.createTextOutput("ERROR");
  }
}
⚠️ ここだけ確認 コード中の "顧客台帳" "相談ログ" は、設計図①で作ったシート名と1文字でも違うと動きません。タブ名とコードの文字が完全に一致しているか、必ず確認してください。
📝 申告管理シートについて このコードが自動で書き込むのは 「顧客台帳」と「相談ログ」の2つです。「申告管理」シートは、LINEの 資料提出済み タグを見ながらスタッフが手で更新します(申告の完了なども手入力)。自動化は、慣れてきてから追加で挑戦すればOKです。

設計図③ GASを公開してURLを取得

作ったプログラムを、エルメから呼び出せるように「公開」します。ここで発行されるURLを、次の設計図④で使います。

Cデプロイ(公開)手順
「デプロイ」ボタンを押す
種類を「ウェブアプリ」にする 歯車アイコンから「ウェブアプリ」を選択します。
アクセス権を「全員」にする 「次のユーザーとして実行:自分」「アクセスできるユーザー:全員」に設定します。これでエルメから呼び出せます。
承認(許可)する 初回は「承認が必要です」と出ます。自分のGoogleアカウントで許可します。「このアプリは確認されていません」と警告が出たら「詳細」→「(プロジェクト名)(安全ではないページ)に移動」→「許可」で進めます(自分で作ったプログラムなので問題ありません)。
ウェブアプリのURLをコピー 表示された https://script.google.com/macros/.../exec をコピーして控えておきます。

設計図④ エルメのWebhookを設定

最後に、エルメ側で「出来事が起きたら、さっきのURLに知らせる」設定をします。これで連携が完成します。

DWebhook設定手順
エルメのWebhook設定を開く
設計図③のURLを貼り付ける コピーしておいたGASのURLを入力します。
送信のきっかけ(トリガー)を設定 「友だち追加時」「アンケート回答時」などに、Webhookを送るよう設定します。
送るデータの中身を設定 下の対応表のとおり、name・kind・topic などの項目を送るよう設定します。
テスト送信して確認 自分で友だち追加し直し、シートに行が増えるか確認します。

エルメから送るデータの対応表

送る項目名中身エルメで指定する値
typeイベントの種類friend_add(友だち追加)/ consult(相談)
nameLINEの表示名友だちの名前(差し込み)
kind顧客種別タグから(個人/法人/個人事業主)
topic相談種別タグから(確定申告/記帳代行など)
message相談内容送られたメッセージ本文
⚠️ エルメに「Webhook送信」の設定が見当たらない場合 外部連携(Webhook送信)の機能は、エルメのプランや時期によって名称・有無が変わることがあります。管理画面に見当たらない場合は、無理に自動化せず「友だち一覧のCSVエクスポート」を月1回ダウンロードしてスプレッドシートに貼り付ける運用でも十分です(=かんたんルート+α)。これなら5分で終わり、プログラムも不要です。

設計図⑤ タグとシートの関係を整理

このSTEPの肝は、「LINEで付けたタグを、そのままシートの列に変換する」ことです。STEP2〜5で設計したタグが、どのようにシートへ流れ込むかを整理します。

🏷️ LINEで付いたタグ
▼ Webhookで送信
⚙️ GASが受け取って変換
▼
📊 シートの列に記録

タグ → シート列 対応早見表

LINEのタグ記録されるシート列記録方法
個人法人個人事業主顧客台帳「顧客種別」自動(Webhook)
確定申告記帳代行相続税法人税顧客台帳「相談種別」自動(Webhook)
見込み顧問契約中顧客台帳「契約状況」見込み=自動/顧問=手動更新
資料提出済み申告管理「資料提出」タグを見てスタッフが記入
💡 逆方向の連携もできる 応用として、「シートの決算月を見て、LINEに 決算3月 タグを付ける」という逆向きの連携もGASで可能です(STEP3の法人決算シナリオと連動)。まずは今回の「LINE → シート」の一方向を完成させ、慣れてきたら挑戦してみましょう。

設計図⑥ タグの運用ルールを決める(ここが続けるコツ)

システムを作って終わり、ではありません。タグは「ルールを決めて、みんなで同じように使う」ことで初めて役立ちます。ここを決めておかないと、半年後に「このタグ何だっけ?」とバラバラになってしまいます。難しい話ではないので、次の4つだけ決めておきましょう。

✍️① 誰がタグを付ける?

自動で付くタグ(個人・確定申告など)はそのまま。手動のタグ(顧問契約中)は「契約書にハンコをもらった日に、担当者が付ける」と決めておきます。

🗑️② いつタグを外す?

「資料提出済み」は申告が終わったら外す、「見込み」は契約したら外す。付けるルールだけでなく、外すルールも決めるのがコツです。

🚫③ タグを増やしすぎない

「念のため」で増やすと管理できなくなります。今回の10個(+決算月タグ)を基本に、本当に配信で使うタグだけに絞ります。

📝④ 名前のルールを統一

「確定申告」と「確申」が混在しないよう、表記を1つに決めます。スタッフ全員が同じ名前で呼べるようにします。

1年間のタグ・棚卸しカレンダー

年に数回、タグの状態を見直す(棚卸しする)日を決めておくと、ずっとキレイに保てます。

毎月末 新規友だちの確認:今月増えた友だちにタグが正しく付いているか、顧客台帳をざっと見る。
3月末 確定申告タグの整理:申告が終わった人の「資料提出済み」を外し、来年に備える。
契約成立時 見込み→顧問へ切替:「見込み」を外して「顧問契約中」を付ける。メニューも自動で切り替わる。
年1回 使っていないタグの削除:1年間1度も配信に使わなかったタグは思い切って消す。

設計図⑦ スプレッドシートの日々の使い方

自動で記録されたスプレッドシートを、スタッフがどう使うかも決めておきましょう。「自動で入る列」と「人が手で書く列」を分けて考えるのがポイントです。

3つのシートの役割と担当

シート役割主に見る人更新のしかた
📋 顧客台帳お客様の基本情報の一覧全スタッフ自動+備考は手入力
📝 申告管理申告の進捗チェック申告担当者スタッフが手入力
💬 相談ログ問い合わせの対応漏れ防止受付担当者受付は自動/対応状況は手入力

どの列が自動で、どの列を手で書くか

📋 顧客台帳(色分けで見る)
登録日
🤖自動
LINE名
🤖自動
顧客種別
🤖自動
相談種別
🤖自動
契約状況
✍️手入力
決算月
✍️手入力
備考
✍️手入力
2026/1/10田中 太郎個人確定申告見込み—
2025/8/1株式会社ABC法人記帳代行顧問契約中3月毎月5日請求
⭐ 運用のコツ:緑の列はさわらない 緑(🤖自動)の列は、GASが自動で書き込みます。ここを人が手で編集すると、次の自動記録とズレる原因になるので、基本さわりません。スタッフが書き込むのは金色(✍️手入力)の「契約状況・決算月・備考」だけ、と覚えておきましょう。

毎日・毎週やること(かんたん運用ルール)

毎朝 相談ログを確認:「未対応」の行がないかチェック。あれば担当を決めて「対応中」に変更。
対応後 対応状況を更新:相談ログの「対応状況」を「対応中→完了」に手で書き換える。
週1回 顧客台帳の見直し:新しく増えた行に、決算月や備考を追記する。
申告完了時 申告管理を更新:「申告完了」を「未完了→完了」に変える。
🔒 大事なデータなので「バックアップ」を 顧客情報は事務所の財産です。月に1回、スプレッドシートを ファイル › コピーを作成 で複製しておくと安心です。もし操作ミスで消してしまっても、コピーから戻せます。

⚠️ つまずきやすいポイント Q&A(保存版)

実際に作っていて「あれ、動かない?」となりやすいポイントを、Q&A形式でまとめました。困ったときはここを見返してください。

STEP1-2タグを付けたのに、ステップ配信が始まらない
解決ステップ配信が「ON(有効)」になっているか確認します。作っただけでは動きません。また、開始条件のタグ名が、実際のタグ名と完全に一致しているかもチェック。「見込み」と「見込客」のような微妙な違いでも動きません。
STEP2あいさつメッセージが届かない
解決すでに友だちになっている自分には、あいさつメッセージは届きません。一度ブロック→解除するか、別のアカウントで友だち追加してテストします。また、エルメ側とLINE公式側の両方で「あいさつメッセージ」が二重設定されていないかも確認を。
STEP2ボタンを押してもタグが付かない
解決選択肢ボタンに「タグを付ける」アクションが紐づいているか確認します。アンケートを作っただけでは、回答してもタグは付きません。1つずつ「このボタン→このタグ」の設定が必要です。
STEP3配信が多すぎて、月200通をすぐ超える
解決無料プランは月200通まで。あいさつ3通+ステップ5通で1人8通も使います。友だちが25人を超えたら上限です。通数を減らす(あいさつを2通に)か、有料プランに切替を検討します。タグで対象を絞り、全員に送らないことも節約になります。
STEP4リッチメニューのボタンを押しても反応しない
解決背景画像の「見た目のボタン位置」と、設定した「タップ領域」がズレているのが原因です。画像の左上から数えて、ボタンの位置とタップ領域の枠がぴったり重なるよう調整します。6分割なら、きっちり3列×2段で区切るのがコツ。
STEP4メニューが切り替わらない(顧問用にならない)
解決メニューの「優先順位」を確認します。顧問契約客メニューが見込み客メニューより上(優先)になっているか。下になっていると、いつまでも見込み用が表示されます。
STEP5キーワードを送っても自動返信が来ない
解決「完全一致」になっていないか確認します。「料金」で完全一致だと「料金について教えて」には反応しません。「部分一致」にすれば、文中に含まれていれば反応します。また有人対応中は自動応答がオフになる設定も確認を。
STEP6GASを保存したのにエラーが出る
解決いちばん多いのがシート名の不一致です。コード内の "顧客台帳" と、実際のタブ名が1文字でも違うと動きません。スペースや全角・半角の違いにも注意。コピペしたタブ名とコードを見比べてください。
STEP6デプロイで「承認が必要です」の警告が怖い
解決自分で作ったプログラムなので問題ありません。詳細 →(プロジェクト名)(安全ではないページ)に移動 →許可 と進めばOK。Googleが念のため出している警告で、ウイルスなどではありません。
STEP6テストしてもシートに行が増えない
解決①デプロイのアクセス権が「全員」になっているか、②WebhookのURLが /exec で終わる正しいURLか、③エルメ側でWebhookの送信トリガーがONか、の3つを順に確認します。コードを直したら「新しいデプロイ」で再公開が必要な点も忘れずに。
🆘 それでも解決しないときは 一度にすべてを直そうとせず、「1か所直す→テスト」を1つずつ繰り返すのが解決の近道です。どうしても動かない場合は、エルメの公式サポートやヘルプページを確認するか、設定をスクリーンショットに撮って詳しい人に相談しましょう。

完成チェックリスト

▼ かんたんルートの方は最初の2つだけでOK。3つ目以降は自動ルートの方の確認項目です。

  • スプレッドシートに 顧客台帳 申告管理 相談ログ の3タブを作った
  • 各シートの1行目に見出しを入れた
  • 【自動ルート】GASにコードを貼り付けて保存した
  • コード内のシート名とタブ名が完全一致している
  • ウェブアプリとしてデプロイし、URLを取得した
  • アクセス権を「全員」にして承認した
  • エルメのWebhookにURLを設定した
  • 送るデータ(type・name・kind・topic)を設定した
  • テストで友だち追加し、顧客台帳に行が増えた
  • タグの内容(種別・相談種別)が正しく列に入った

🎉 シリーズ完成!

お疲れさまでした。STEP1〜6で、税理士事務所のLINE自動化システムが完成しました。すべてが「タグ」を軸に、一本の流れでつながっています。

友だち登録▶ タグ付け▶ 自動フォロー▶ メニュー▶ 自動返信▶ 顧客台帳

スタッフの手入力をほぼゼロにしながら、新規獲得から既存顧客フォローまでを自動化できます。まずはテストアカウントで一通り動かし、実際の運用の中で文面やタグを少しずつ育てていきましょう。

※ 本記事は架空の事務所を想定したサンプルの構築例です。掲載コードはサンプルであり、ご利用は自己責任でお願いします。